マクナイト、ジェフ、マット、グライムズ。

駆けつけ警護の為に派兵された戦術自衛隊三浦分隊の三浦や麗華、進藤や豊田もいる。

ミャンマーに現地入りしたタスクフォースの兵士が、この場に揃っていた。

「Disposableのバニング・ロス…それからフリーランスの傭兵、アラン・キンブルだな」

M16A2を向けたまま言うマクナイト。

「ミャンマー陸軍第360軽歩兵大隊虐殺の容疑がかかっている。連行させてもらうぞ。バニング、貴様も今回の騒動に無関係ではあるまい」

「……」

これだけ包囲されては、流石のバニングでも分が悪いか。

苦虫を噛み潰したような表情をするバニング。

ヒューの私兵部隊と戦っていたハルとニコライも、タスクフォースの兵士達によって取り押さえられている。

タスクフォースの規模は大きい。

Disposableとヒューの私兵部隊が束になってかかっても、敵わなかった。