ヘタレ王子様の裏の顔





「あ、そうそう。ミオ、じゃあこの噂知ってる?」



「なになに?」



するとニヤリと笑って、私の耳元ヘ口を寄せる美希ちゃん。



「最近、三代美人の他に、もう1人の美人が見つかったんだって。
…でも、その子。美人っていうよりも天使に近くて、今男子に絶賛らしい。」



な、な、なにその情報!!



「その子だれ!?教えて!?」



思わず興奮してしまって、バンと机を叩いてしまった。



恥ずかしい…。



そんな私を少し笑ってから、美希ちゃんは廊下側に視線を移した。



「それはね、今から来るわ。絶対」



その時…。