君は乙姫 僕は彦星





「あっ…はい。だいじょっ…クシュッ!」


恥ずかしい…

男の人の前で、クシャミなんて風邪ひいたのかな…



すると、その男の人は私の手を両手で握り


「どうして…濡れてるの…?」



えっ…?



男の人は、私の目を真っ直ぐ見て言った。


久しぶりに、人に話しかけられた。


もしかしたら、助けてくれるかもしれない



私は、何故か自然と涙が溢れてきた。



「うっ…っ…!ふうっ…うっ…」



すると、男の人は驚いたみたいで