放課後、あたしは千弘には先に帰ってもらって校門で大輝を待つ。
女の子に捕まってるのかな?
遅いんだけど?!
「あ、大橋ちゃんじゃん!」
だんだんと足が痛くなって来た頃。
いつものグループで仲良くお話している先輩があたしに声をかけた。
嬉しい!…けど…本当に目立つ…。
思わず後ずさる。
「なにしてんのー?……あ、彼氏待ち??」
「ち、ちちちがいますよっ、友達と遊ぶ約束してて…」
「そっか!…あ、…今度、部活見に来てよ。待ってるから」
もうその言葉だけで幸せすぎて、あたしは大きくうなずいた。
すると、先輩はくすっと笑ってあたしの頭をなでた。
「ほんと可愛いね〜…」
さすがに恥ずかしくて、やめてもらおうと思ったけど、断るのも…。
そんなふうに悩んでいたら、やっぱり先輩はあたしのことをわかっていた。
あたしの顔を見ながら、意地悪な笑顔をしていた。
「…先輩…わざとですね…!?…っもう……怒りますよ?!」
「ははっ!ほんと可愛い、じゃあね〜」
あたしの反応を見て楽しむなんて…。
先輩って意外とSなのか…。
新しい発見!

