ちゃら男くんの好きな子。




「千弘!やばい!」




帰ってすぐ千弘の部屋に行くと、すごく嫌な顔をされる可愛い可愛い幼馴染。

…はい、調子乗りました…。


今日、お世辞を言われたぐらいで…ごめんなさい…。





「なんだよ…ドアくらい静かに開けろよな…」



…機嫌悪すぎでしょ…。

まあ、いつものことか!




「あのね!あのね!」


「はいはい、早く言って」




「先輩と同じ係だったの!しかもね………話しちゃった!!!!」



あたしの声は、大音量。

千弘は、片方だけとっているイヤホンのもう片方もとった。