ちゃら男くんの好きな子。




「ほらっ、2階のりーちゃんのお部屋でゆっくりしてなさいよ〜。

 ひーくん、今日はダメよ〜。」




ママが陽光の頭を撫でながら、ニコニコしてる。

…お言葉に甘えちゃおうかな…。




「…行こう?遥斗」

「…うん」



あたしは自分の部屋まで遥斗を案内した。


…なんか、緊張が高まってきた…。

心臓破けちゃうかも…。



「こ、ここです…」

「うん」



ドアを開けて、二人で中にはいる。


昨日ちゃんと片付けたから、完璧です!

さあ!あたしの女子力に感心しなさいっ!遥斗くんよ!