ちゃら男くんの好きな子。




「「きゃぁぁああああ!!!!」」



急に教室の前の方の席の子たちが、歓声をあげた。



「…千弘くんだっ!!!」

「やばいっ!めっちゃカッコいいっ!」


みんなの視線が集まる先には、ダルそうに入口のドアに寄りかかるイケメンがいた。