長谷部くんが手を挙げた。 「誰もやらねぇんだったら俺やろっかな。なんか楽しそうだし。」 うそ... 長谷部くんと2人で実行委員!! ドキドキする胸をおさえながら先生の言葉をきく。 「じゃあ男子は長谷部で決まりだな」 そう言って担任は黒板の私の名前の隣に“長谷部 薫”と書いた。 隣にならぶ私と長谷部くんの名前をみると少し照れくさい。 なんか…夢みたいだ