溢れるほどの好きを君に




なんて考えているとすぐにHRが始まった。


「よし、それじゃあまず実行委員から決めるぞー」


先生のその言葉を聞いた瞬間だんだんとドキドキしてきた…


みんなの前で手を上げるんだ…

とか

本当に私で大丈夫かな…

とかいろいろ考えちゃって。



「立候補はいるかー?」



その言葉を聞いた瞬間私はギュッと目をつぶって手を挙げた。


すると先生が即座に反応。



「お、桜井。やってくれるか」



先生は嬉しそうに聞いてくれる。


「は、はい!」



「よし、じゃあ皆はくしゅー」


先生がそういうとパチパチ…と皆が拍手してくれた




…なんか照れくさいなぁなんて思いつつ嬉しい自分もいた。