溢れるほどの好きを君に



すると真希ちゃんが急に立ち上がって


「ごめん、私ちょっとトイレ」


と歩いていった。


すると今まで話してなかった将生が話しかけてきた。


「あ…のさ…桃は長谷部のことどう思ってんの」


私が長谷部くんのこと…


どう思ってるか。



将生がこんなトーンで話してことすら珍しくて少し戸惑う。


だけど真面目に聞かれたなら真面目に答えなくちゃ。


好き。


そう思ってる。


それから…


「優しいし、責任感もある。素敵な人だなって思うよ」



なんて正直に答えすぎたかな…?




「そう…か。」


将生はそれだけ答えて黙ってしまった。