溢れるほどの好きを君に




「よし、じゃあ2人、前にでてきて文化祭、クラスでなにするか決めてくれ」


先生にそう言われ、前にでる。


え、と...どうすればいんだっけ。


まず、皆の意見をきいてから...


そう私があたふたしていると…



「いいよ、俺が進めるから、桜井は黒板書いてて」



と気遣って長谷部くんが言ってくれる。


一見冷たい口調だけどそこには優しさがあること、私は知ってる。


「はっはい!」


よかった...


助けてくれた…