近くにあったベンチに座って、彰と付き合っていた頃を思い出す。







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高校1年生の頃、私はやっぱり雄輔君か好きでした。






自然に目で追っていた事に、自分では気づかなかったけど、周りの人達には気づかれていた様です。






「綾、雄輔の事すきでしょ〜?」






誰かに言われた言葉に焦りながらも否定する。






「ち、違うよ!

皆も知ってるでしょ!

雄輔君は雪が好きだって!」






必死に否定はしたけれど、自分で言った言葉で泣きそうになる。






そうすると皆は、






「それもそうか〜。」





といい、去っていく。