夕方、アヤが「晩ご飯何がいい?」って聞いてきた。 だから迷わず「ハンバーグ!」って答えた。 どこかで食べた、誰かのハンバーグが忘れられないんだよな…。 それが誰かわからねぇから、しょうがねぇけどな! 「りょうかーい。」 そしてカバンを持つ綾に「俺も行く」と言う。 すぐに「いいよ」と返ってきてホッとした。 嫌とか言われたらどうしよう!って考えてたから。 スーパーに着くと、手際よく食材を選んでいく。