でも、遠分消えることのないこの想い。






終止符なんて、きっと打てなくて。







心の中で叫びつづける想い。







コレがもしも君に届いたのなら…。







また2人で一緒にいられたかもしれないのに…。





それなのに、伝えられない俺は臆病者だ。





片思いソングを聞いてみたり。






流れ星に唱えてみたり…。







最近ストーカーじみたことばかりしてる。





雄輔が羨ましい。







当たり前に愛する人がいて







当たり前に愛してくれる人がいる。







当たり前に抱きしめて







当たり前に抱きしめられる。







幸せな当たり前な事に溺れてるんだよ、きっと。






でも、雄輔が今幸せなのは雄輔が頑張ったから。






なんにもしてない俺が、もしも幸せになったなら、世界中の頑張ってる人に失礼だ。






だからこう思えばいい。







こうやって、言い聞かせればいい。







"あいつらは頑張ったんだ"って。







"応援…するよ"って。







嘘の言葉でいい。






嘘つきだっていい。






だから、早く心を落ち着かさせて?






愛しい君に会えない俺。







こんなに悲しいことはないから。







せめて…呟くくらい許してね。







「……綾、愛してる……。」