好きってだけじゃ足りないよ

──どのくらいお茶をしながら


喋っていたのだろう


もうすっかり日が暮れて


下校のチャイムが鳴る


「あぁもう帰らなきゃ。じゃぁね先生」


やっば今日毎週金曜みてたドラマの最終回


予約し忘れてた


はぁみたかった


もうこの時間なら見れないなぁ


「今日の夜ご飯決まってるの??」


「なんにも決まってないです」


「じゃぁ決まり!」


何が決まりなの


「俺の家でご飯食べよう!」


嘘でしょ先生とご飯?


「バレたらやばくないですか?」


こんなときにこそマジメを発揮しちゃう私


ニヤリと笑いながら


「バレたらバレたでその時しのぎでしょ!」


あまりにも楽観的に考える先生に


呆れた


その時────