世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない



電車に揺られること20分。


俺たちは大型ショッピングモールに来ていた。


実は…俺は望愛にプレゼントを用意していない。


もちろん忘れていたわけじゃない。


こういうのが初めてだから、何をあげればいいか分からなかった。


望愛が喜んでくれなかったら嫌だし。


だからいろんなお店に行って、望愛の反応を見て買うつもりだ。



「どこ行きたい?」



「えっと……じゃあ、あそこにある雑貨屋さんでもいい?」



「うん」