世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない




「今日はハンバーグよ」



「ありがとう、母さん」



そして向かい合って座る。



「「いただきます」」



そう言って食べ始める。



「で、今日は何があったの?」



母さんに聞かれ、俺は今日あった出来事を話した。



「…うーん、そうねぇ…。その望愛ちゃんって子、悩んでるのは悩んでると思うわねぇ…」



「俺もそう思う」



「とりあえず、明日はその子の様子を見てみたらどう?もしいじめだったら、何か変わったことがありそうだし」



「…でも俺、クラス知らない」



「え?ああ、そうね。今日初めて知ったって言ったわね。そこは根気よく調べるしかないんじゃない?学年は一緒なんでしょう?」



「うん。調べてみる」



「こういうのはけっこう慎重にしなきゃだめよ」



「分かった」