世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない



ついて行くと、リビングに案内された。


リビングには男の人と同い年くらいの女の子がいた。


お父さんと…誰?



「私の旦那と娘の愛里咲(ありさ)よ。」



娘ってことは私の双子のお姉ちゃん?


私と全然顔が違う。


私よりずっと綺麗で可愛い顔立ちをしている。


ということは愛里咲ちゃんと私は二卵性なんだ。



「極力私たちには迷惑かけないで。あとお母さんとかお父さんって呼ばないで。愛里咲には近づかないで。分かった?」



という厳しい声が聞こえてきた。



「……はい」



そう答えるしかなかった。