世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない



昼休み、俺は教科書を返しに6組に行った。


授業は3限目だったけど、すぐに返さなかったことには意味がある。


教室を覗くと橋本さんと目が合った。


すると橋本さんは急いで俺のもとに来てくれた。



「ありがとう。助かった」



そう言って教科書を橋本さんに渡す。



「ううん。役に立ててよかったよ」



橋本さんは教科書を受け取る。


それを確認して俺はあることを提案する。