世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない



そう言われ、とりあえず俺は望愛の家で夕ご飯をいただくことになった。


ご馳走になっている時に、望愛との出会いから現状まで根掘り葉掘り聞かれた。


望愛との出会いを話すとなると、当然手紙のことを話さなくてはいけない。


でも、手紙の内容は伏せて話した。


せっかくの楽しい時間なのに暗い空気にしたくなかった。


その他にも泣いている望愛を励ましてあげたことも伏せ、昼休みに一緒に弁当を食べていることを話したり、望愛のおかげで友達ができたことを話した。


そしたら、



「ベタ惚れなのね~」



と言われてしまった。