世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない




「そういえば、今日雑貨屋にいた時暗かったけど、何かあった?」



「えっ、暗かった?」



「うん」



望愛がソワソワし始めた。



「心当たりがあるんだったら、言ってみて」



すっごく、気になる。



「……あの時、雑貨屋さんにいた女の人が遼希のことかっこいいって言ってたから……何か自信なくしちゃって……」



え?


それだけ?



「…なんだ、家でまた辛いことがあったのかと思った。ていうか心配しなくてもいいよ。俺は望愛を手放すつもりなんてないから」



「うん、もう大丈夫。遼希のこと、信頼してるから」