世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない




「ここが俺の部屋」



とりあえず、望愛を部屋に案内した。



「遼希って、すごい几帳面だね…」



「そもそも物が少ないから、あんまり散らからないだけだけど」



「確かに。すっきりしてるもんね」



互いに緊張しているせいか話が続かず、少し沈黙が続いた。



「遼希のお父さんとお母さんっていい人だね」



沈黙を破ったのは望愛だった。



「そうだな。俺のこと分かってくれてるし、不満に思ったことはないな」



「……ほんと、羨ましい…」