世界が彩られたこの瞬間を、ずっとずっと忘れない



精一杯の声で言った。



「はぁ!?ブスのくせに調子に乗るなよ!!」



そう言って、肩を押されて突き飛ばされる。


すぐ後ろにはドアがある。


やばい!


ぎゅっと目をつぶった。


背中がぶつかる。


……あれ?痛くない…


後ろを向くと、遼希が立っていた。


遼希が私を支えてくれていた。



「大丈夫か?」



安心して涙が出てきた。



「…は、るき……」



思わず遼希に抱きついた。


遼希は私の頭を撫でてくれた。