そして彼に報告した。



彼は私に「どうしたいの?」と聞いてきた。


私は「産みたい」…そう言った。


焦ってたとはいえ、私達の所に来てくれた子供…育てる自信は正直言ってなかったが諦めるなんて出来なかった。



でも彼は私と逆の事を考えてた。


理由はやりたい事があるからと、育てる自信がない…それが理由らしい。


その時当時、彼は専門学校に通いたかったと話をしてたのを思い出した。


そして育てる自信がない…これは私と同じ考えだった。

だから強く言えなかった。



この時、子供の事より彼の事を優先した。




諦めるという選択をしたのは、少し寒い夜。