君の世界から恋が消えた日

水樹君はそう言って席を立って何処かへ行ってしまった

水樹君がよくわからない
私に向ける感情が好意であるか悪意であるかも微妙で中央を揺ら揺らとしているようで

穏やかだと思えば厳しい眼差しを向けて来たり今のように真剣な面差しで質問して来たり

まあさほど気にする事でも無いのだろうと判断すると私はぐっと背筋を伸ばした

それより今は大事な事がある

「お昼にシーちゃんのとこ行ってみようかな」