君の世界から恋が消えた日

どうやら私は水樹君によく思われていないらしい、柔らかい印象だった目元は厳しく細められると一気に冷たい印象に変わる
穏やかで時に攻撃的な、その二面性をその瞳は違和感なく両立している

「ごっごめんなさい!
とにかく昨日のお礼をしたかったの
本当にありがとう!」

「そう」

視線を本にすでに戻していた水樹君は
無関心そうに呟いた