君の世界から恋が消えた日

教室に着くと人で賑わっていた

隣の席ではすでに水樹君が本を読んでいる

昨日は助けてもらったし
挨拶くらいしたほうがいいのかな

私はふと昨日のことを思い出す
私達を不良から守ってくれた
水樹君の凍えるような冷たい眼差しは
まるで幻だったかのように
今はまた穏やかな眼差しへと戻っている