君の世界から恋が消えた日

「まあ いいやもう起きろよ母さんが朝ごはん出来たって」

「分かった すぐ行く」

あの夢で見たものがまだ現実と混濁している
あまりにも酷く現実味を帯びている気がしたからだ

夢の少女に言われたことがずっと頭の中で何度も再生されて気持ちが悪くなる

私はゆっくりと呼吸を落ち着けて
自室の扉を開けた