君の世界から恋が消えた日

「え?」

ふと我に帰ると身体が酷く
冷たくなっている事に気がついた
膝に所在無げに添えた両手が
小刻みに震えている

まだ少女の笑い声が耳に残っている
夢だという事にようやく気が付いて
放心としていると
綾人は はぁー とため息をつく