君の世界から恋が消えた日

少女の繊細な手は私の喉元に触れた

「皮肉ね、
あなたのいう誰かの為の行動は
結局大切な人を傷つけたんだから」

「....なんの話をしているの?」

「ハルちゃん」

少女と私が話をしていると
ふとシーちゃんが私を呼んだ

「ハルちゃんは悪くないよ
全部私が悪いの、
だから...ね
....さよならハルちゃん」

目の前の友人の瞳はひどく無機質で全てを諦めたような絶望を秘めていた

シーちゃんの全身がボロボロに砕けて
塵になっていく
それを止めようと両手で掬うが塵ひとつ掴む事は出来なかった

心の奥で少女が笑う やっぱりね、と