君の世界から恋が消えた日

「私はそんな大層な人間じゃないよ
病室から目を覚まして
私はいろんな人を悲しませた
お母さんや水樹君...それに小夜ちゃんだって
トーマは私に甘すぎる..

私は人を救えるような人間じゃないのに」

「ハル」

「何?」

「いや、いい
今日伝えたかったのはそれだけだ
ハルは誰かの幸せのために
自分が不幸になっても良いって
思ってるようだがそれは違う

お前も自分のために生きて良いんだ
いや、生きるべきなんだ
その意味にいつかきっと気づくから

それまでは俺が側にいる」