君の世界から恋が消えた日

「ハル、

俺を見ろ」

気づくと頬を両手で包まれ
お互いの額がつくほど近くに水樹君がいた

まっすぐな水樹君の瞳が
私を見つめる

夕日のような光彩が揺れて
その中に酷くこわばった顔の
私がいた


「は..っ」

呼吸が止まっていたのだろうか
体の緊張が解れていく