君の世界から恋が消えた日

私の質問など聞いていないかのように
厳しい視線を向ける

「それで..春野さんは
どうしてここにいるの?」

水樹君は怪訝な顔で聞く
先ほどの緊張感が再び張り詰める

「えっと..私は」

「もうここには来ないでもらえるかな」

どきりとするほどに
水樹君の言葉がひどく冷たく響く

鋭い目線に凍りつくような声色
まるでこちらの方が本物であるように
その冷やかな空気をものにしていた