桜の木の下できみを待つ

「こんなに恥ずかしく、言いづらい事を躊躇しながら言ったのよ。ちゃんと答えてあげなきゃ可哀想じゃない。ヨミエルだって気づいているんでしょ?自分の気持ちをさ。隠しことしてると敗因に繋がりかけないだろ。ここで恋もしたいし、戦いも勝ちたい。街の人を守るのと苦しんでる妹を解放したい。父は何で悪魔と手を組んだのか知りたい。」
「私のせいでしょうがねぇ。」
「誰?」
桜子の目の前に女神様が出てきて驚いてしまいました。
「すみません。驚かせてしまって。あなた方に失礼だと分かっておりますが、どうか幸久様をお助け下さいませ。」
「父の事ご存知何ですか?」
「はい。昔恋仲だったのですか・・・父というのはどういうことでしょうか?」
「お互いどういう事か話し合い、手を組みませんか?」
「待てよ。お嬢。罠かも知れねーだろうが。」
「あなたはちょい黙りな。いくつか引っかかるところがある。それに下手したら、悪魔と父と妹もろとも地獄に落としかけないってことだ。」
「それは困ります。幸久様を地獄に落とす事をしたくありません。ウヴゥ。」
「2人は私に協力をしてくださるんでしょう。私もお互い協力も戦うために情報も欲しいし、助けるには有益だか、ウソか本当かの話は聞いて判断する。それでいい?」
「かまわん。どうするかを聞かせろよ。」
「あいよ。あなたの名を聞かせてください。」
「我が名はソフィア。・・・幸久様と間に子供が2人いました。理由があって生き別れになってしまいました。」
「おか・・・あ・・・さん?・・・本当にお母さん?」
「えっ?どういう事だ?」
「私が家を出る前に父が私にこっそり教えて貰ったのが女神の娘である事と、女神は神に連れていかれたと聞かされた。ソフィア。教えてくれ。天国に連れ去られたのか、本当にお母さんなのか教えて欲しい。」
「そもそもは恋をしてはいけない事がいけなかったのです。何故、天使や悪魔と人間が恋してはいけないかあなたはいいえ、桜子ならばよく分かってるはずです。」
「桜子。どういう事なんだ?」
「先ほど言った恋の話しの中でお互いが不幸になると伝えました。詳しく話して無かったんですが、処罰は、神様が決められるんです。しかし、密かに結婚をし、子供を産んだ事が怒りソフィア様を地上の出入りを15年間の禁止をしたんでしょう。そんなもってもう一度反発したら、夫婦の存在を消滅の脅されたんではないでしょうか?」
「そのどうりです。私は、幸久様を愛していますし、私は、消滅の覚悟も出来てるから共に戦ってくれる仲間を探してました。幸久様と話しと神様と戦いを挑む覚悟はできております。」
「桜子。お前は、どう考える?」
「・・・いくつか合致するところがある。しかし、恋してはならないと言う決まりはされてない。言わなくとも分かってると考えていると言ってるからだろう。あなた方の他に仲良かった天使も関係があると考えておる。」
「確かにいたけど何でだ?」
「ここにいる全員腹をくくった方がいい。何しろ親父と友人さんと戦う以前にもっと最強な戦いが起きかけないってことだ。」
「もっと最強な戦いが起きるってことは相当やばい話になるってことか?」
「ああそうなる。私も消える覚悟は出来てるし、いろいろと策を考えてある。しかし、上が聞いてるからなぁ。」
みんなで上を見ると耳があることに驚いてしまいました。
「これから、話す作戦とかが話せない・・・神様。話聞くくらいなら、出てきてくださらないかしら?」
耳が消え、神様が出てきました。
「会うのは初めましですけど、全て聞いていたんですね。本当に困りましたね。」
「いや、桜子ちゃんの事が気になってね。それにどんな作戦が気になって耳だけ立てでしまった。許しておくれ。」
「私が気になってる事を聞かせてくれませんか?」
「良いでしょう。盗み聞きしてしまったのと、作戦を聞かせてもらいたい。いいかな?」
「話せるところまでなら、いいですか?」
「この私が話せるところまで話したら、それまでの作戦を話すってことか?」
「そうなります。利益、不利益にならないダメだと考えていただけるとありがたい話です。」
「ヴーン。難しい話だな。」
「情報の駆け引きも戦いの一つなんです。この戦いはどんだけ大変かなんですよねぇ。」
「戦いにも有益、無益があるくらい判断はつくだろう。」
「情報とこの目でいくつかの考えをやるか、とたんばで考えた事を実践するだけの事です。私は疑問を解決をし、情報として欲しい。いくつかの作戦を立てたいとこなんですよねぇ。」
「疑問を全て答えよう。さあ。早く始めよう。その方が早く考えやすいでしょう。」
「よろしくお願いします。早速なんですが、天使あるいは悪魔と人間はなぜ恋をしてはならないんでしょうか?」
「必ず悲しみ、苦しみが起きるからしてはならないという理由で反対なんだ。子供もが産まれていたならその子供も始末しなければならん。」
「私は悲しみ、苦しみ起きる事は理解できる。しかし、その子供を始末する事じたい反対です。」
「なぜだ?」
「もし、その子供が神の祝福を持つ一族と天使の間に生まれた子でも始末するのですか?」
「そうなるな。どうしてだ?」
「そうなると規律が保てなくなり、天使と悪魔の戦争が起きるんですよ。戦いをしたとしても関係のない人間を巻き込まないでいただきたいです。」
「確かにな。しかし、まだ隠しているだろう。重大な秘密をだ。」
「確かに秘密はあります。しかし私はここで死ぬわけにいきませんから。」
「今はあなたを殺しはしない。だから、全て話せ。」
「……。私も先ほど思い出したところですか、私は…。」
桜子は大きな翼がはえ、ノースリーブ、40㎝丈のダブルフリルのパニエ、指先まで大きく開いたデタッチド・スリーブ、グラディエーターサンダルロングの衣装に変わりました。
「私は女神のソフィア様と人間、神の祝福の一族の先代の中村幸久の娘。ハーフエンジェルになるのね。」
「ウソだろ。」
「いいえ、ウソではありません。神様も見られてはったと思いますが、神の祝福で力をさらにいただいたのと天使の力を開化した事には変わらないという事です。妹も同じハーフエンジェルになるけど、まだ開花してないだけという事になります。それでも私を殺すんですか?」
「話しを聞いてからどうするかだ。戦いや今回の事件についてお聞かせ願いたい。話してもらえるかな?」
「かしこまりました。戦いにつながる事件について話しましょう。今回の事件は過去に起きた事件二つが今回に来たという考えます。」
「過去に何があったか?」
「15年前に遡ることになります。ヨミエルとカミュエルの親友のソウルラバーを地獄に落とした事件と我が父・幸久と我が母に当たる女神・ソフィア様を切り離したことによる事件だという事です。覚えてませんか?」
「桜子。何故、俺達の3人めの親友の事知ってるんだ?」
「記憶の伝承とよるものでしょう。それに私はこの過ち真実を知り、正すことが出来るのであればそうしたいのです。」
「なるほどな。私は、その話は知らないから教えてもらいたい。」
「なるほど。・・・だとすると、犯人はあの方しかいないな。」
「桜子。犯人まで分かったのか?」
「ええ。動機まで何となく分かりましたわ。だか、私がこの二つの事件、戦いが起きる話をしてしまった後あるいは・・・戦いが終わった後に消されてはシャレになりませんわ。」
「はぁー。分かりました。あなたと話していて分かりました。ソフィア。桜子さんの父親、ソフィアの愛した人間の男性を心の底から愛していたんだな。」
「もちろんです。今までの心残りなのが娘の2人の成長が見れなかったのと、愛する方の傍らにいられなかったことです。」
涙を流し、そう言うこと言ってると桜子は口を開きました。
「お母さん。共に妹とお父さんを助けるダメに戦ってくれませんか?」
「桜子・・・いい子に育ってくれてありがとう。一緒に助けるダメに協力して欲しい。お願い。」
泣ながら桜子に抱きしめました。
「暑い抱擁真っ只中すまないが、事件内容を話してくれないか?」
2人は離れ、気を取り直して話し始めました。
「事件の順番からしますと、ヨミエルとカミュエルの親友にあたるソウルラバーさんですね。幼い頃からの付き合いだった彼は、何もしていないが、2人とかなりのムカつくから、落とされたらしい。私の父と母のソフィア様の話なんですが、父から聞いた話だと天使のソフィア様が神様が呼ばれて天界に行かれた後、帰ってこられなかったと言う事と、ソフィア様は天界でいきなり捕まったと聞きします。」
「ちょっとまで捕まる理由が無い話だろ。」
「人間と悪魔か、天使のとちらかと恋をして、子供を産むことはいけないことてしょうか?」
「余程の理由がないきり理由、調査して念入りの判断をする。今回は余程の理由があったんだよな?」
「はい。私は、一時的に怪我をして力を失った時に地面に座れりこんでいた時に声をかけてくれたのは桜子父親にあたる幸久様なんです。怪我を治して力が戻るまでの間、中村家にお世話になっていくうちに幸久様と恋仲になりそのまま結ばれたんです。それなのにこんなに酷い事になるなんで。」
「そんな事情だったのか。……。桜子。今回の事件を解決してみなさい。ソウルラバーと桜子とソフィアの大切な人
幸久を助け出しなさい。」
「真の敵はいかがなさいますか?」
「その件なんだが、地獄のやつらと話したが消滅という決まった。全て桜子にゆだねる事になった。頼めるか?」
「…分かりました。やります。真の敵に作戦とが知られたくないんで、目的だけ言っときます。ソウルラバーと父、幸久を助ける事、真の敵を倒す事が目的で良いですね?」
「ああ。ちゃんと指示を出せよな。」
「もちろん。出すだけじゃなく、私自身も戦いますのでよろしくお願いします。」
「意見がまとまったな。真の敵は誰なのか教えてくれぬか?」
桜子は、悩んだあげくに答えました。
「・・・サラダトスです。そいつが真の敵です。」
「嘘だろ・・・サラダトスが?何でそんなことしてるんだ?」
「いろいろと考え、悩んでいました。可能性として、この地を無くし、神々の戦争をやらせようという魂胆ではないでしょうか。」
「なぜそう思うだ?」
「規律、自由、人間がおこなう全てがムカついているんでしょうか。私なりの考えである事には変わりはないんですが。」
「うーん。時間が無いんだろう?どうするつもりなんだ?」
「サラダトスを消す、父と妹とソウルラバーを助けるダメに戦いますよ。私は、立ち上がると決めたんですから。」
「たく、俺が認めた女はこんなに強く優しい奴だったとはな。」
「あのねぇ。私だって、戦いたくもないし、中村家に生まれてこなければよかったとか嫌な思いがあったけど、今はそんな事言ってられないと思うの。だって、大切な友人、大切な家族を助けるダメに立ち止まることが出来ないし、なんだか、チャレンジしたくてしょうがないんですよね。」
「素敵なチャレンジだ事。・・・ヨミエル。よそ見してるがどうかしたが?」
「い、いや、な、なんでもありません。」
「おかしいなぁ。ヨミエルが、顔を赤くしてそっぽ向くことがなぁ。桜子は、どう考える?」
「うふふ。ヨミエル。あれの話をしていいの?」
「っ・・・ちょっとまでそれを言うつもりが?」
「私の考えは、それしか考えられないけど、しかし外の世界が変わり始めていることには変わり始めてるようね。やるなら、私が退院した時から戦いが始まるのね。」
桜子は、寝巻きに戻りました。
「そうだな。戦う材料は揃ってるようだしな。」
ヨミエルは神様に二人の恋仲、なぜ恋仲になったのか話をしました。
「そういう事か。だから、かなり息が合うんだな。今回の戦いが桜子、ヨミエル、カミュエルの3人で戦って貰ってしまうからなぁ。ソフィアと幸久の結ばれたこと、桜子とヨミエルの結ばれる事を許すとしよう。最後までやりきると信じてな。」
「ありがとうございます。神様。彼らは、話しますか?」
「ちゃっかり聞いておるから、問題ないだろう。」
「そうですね。