ある日友達と一緒に夜行バスにのって旅行に行こうとしてました。
バスに乗る時に私たちが
「お願いします」
と言ったら
「…」
無視された。
なんか不気味だなぁと、おもったけど普通にバスに乗りました。
しばらくするとバスが出発しました。
バスにのってる人はとても少ないです
(夜行バスだからかな?)
と思ったのであまり不思議に思いませんでした。
夜なのでバスで起きてる人は私たちしかいませんでした。
しばらく乗ってるとトンネルに入りました。
ずっとトンネルに入ったり出たり…。
なんでこんなにトンネルがあるんやろ?
みたいな事を思ってるとまたトンネルに入りました。
普通、トンネルは電気がついてるけどこのトンネルは電気がついてなかった。
とても暗くて怖くてずっと目をつぶっていました。
バァン
大きな音がなりと大きくバスが揺れた
えっ?
と、なり目を開ける。
すると
バァン
また揺れる。
何回か揺れた。
そしてトンネルを抜けた。
でも運転手は何もなかったように運転する。
なんだよこの運転手!
と思い、走って運転席に行ってみると誰も運転していない。
すると前には曲がり角があった。
急いで運転席に座って曲がり角を曲ろうとする。
あれっ?なんで?
ハンドルが動かない。
ガァン
そのままガードレールにぶつかった。
怪我人はいたけどみんな無事だった。
そしてパッと外を見てみると窓には手型がベタベタついている。
びっくりしてこけそうになったけど誰かが支えてくれた。
「ありがとうございます」
と言って後ろを振り向くと誰もいない。
周りに誰もいないけど
「いえいえどーいたしまして」
と耳元で言われた。


