結婚してもトキメキを

莉奈…
そしてあっという間に楽しみ食事が終わった。
それから…莉奈の手作りケーキ!
めちゃくちゃ美味しかった。

そして誕生日プレゼントをくれた。
けど莉奈の顔が曇った。

『霖之助…っごめんなさい…っ』
「りっ莉奈??だっ大丈夫か??なっ何で泣いてんだ??」
『せっかくの誕生日なのに悪いんだけどっさっ…っ…うっ…もっもう…わっわかっりっ離婚しない?っ…ぅ」
「は。?」
「何でだよ!この食事とか今までも楽しかっただろ?最近は、冷たくしたけど…それは、仕事がいっぱいいっぱいで、余裕がなかっただけで…とにかく俺は、離婚とかしたくない。俺の悪い所は、全て謝るし、治すから!俺には、お前しか居ないんだ!」
『ねぇ…霖之助は、私の事好き?
一度も聞いた事ないよ?』

「っ…」
『ほら、…!即答っできない…でしょ?』
いつの間にか莉奈の涙は、止まっていた。
「ちがっ…『何が?何が違うの?ねぇ、私の気持ちわかる?帰ってくるかわからない人のご飯を作って、夜遅くまで起きて、あなたの帰りを待って。そして、結局は、帰ってこない日もあった。』
「ごめん…」

『私は、いつまでで霖之助のお手伝いさんをやっていればいいの?好きだよ?好きだけどなんか、違う!』

“はい…”と言って莉奈は、離婚届を出した。
莉奈は、本気だ。
こんな時、ごめんとかしか出ない俺が嫌いだ。
でも変わらなきゃダメだ。
莉奈に告げる。
「俺は、…ごめん、だけど本当に愛してるから好きだから、莉奈だけだから」
そう言って俺は、離婚届をビリビリと破り捨てた。
「もう1回信じて?」

『しょーがない!大好き!』
ふふっと、笑って莉奈は、俺の胸に飛び込んで来た。

「今日は、逃さないから莉奈。離婚するとか言った罰。覚悟しといて」


チュッ

ちょっと俺様な、俺も悪くないだろ?
と、甘いキスを何度も落とす。




━━━━━愛してる。