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もうコミュ力があるやつらはもう【友達】とかいう俺には縁のないものをつくってやがる

幸い、俺のクラスの女子の顔面偏差値は高めでまだ焦る必要はなさそうだ

そこで唯一クラスで知り合いの女がこっちに来た(こいつは性格ぶっすなので彼女とかこっちが願い下げだがな)

「どした、愛優里」

愛優里
「おっはぁ!ねね!友達できた??出来るわけないよねぇ!あっちゃー!高校デビューしっぱ〜い!」

「うるせぇ、愛優里さんはずいぶんとご余裕で」

愛優里
「LIMEのクラスグルでうち結構話盛り上がってたじゃん!余裕〜!」

「クラスグル呼ばれてないんだが。まあいい、要件は何、あんまベタベタすると陽キャどもが「あっれ〜?あゆりちゃん彼氏ー?」とか言われんぞキモイクサイ汚らわしい」

愛優里
「汚らわしくてわるうござんしたぁ〜
それよりもクラス委員どーするの?中学3年間ずっとHR長だったじゃん♪」

「やる(そして副HR長の女の子とイチャラブしてやるぐへへへ)」

そして50分後…なんとなく知ってた読んでるあなたもわかっただろう

「愛優里…なぜ…お前が…バタッ」

愛優里
「成績のため〜♪」


(あ、どうも優樹です。安心してください。この人と恋愛なんてはなっからするつもりないんで)

「逆に俺と一緒にクラス委員とか嫌じゃないんか」

愛優里
「もぉ!嫌な…わけじゃ…うぅ!もう嫌い!この鈍感男!」

「なんでキレてんの、俺鈍感じゃねーし、嫌じゃないならいいわ」

(あ、本日2回目、優樹です。一応伝えておきます、この愛優里って子は俺のこと好きなんですよね、俺、鈍感なフリして遊んでます。性格悪いとか思わないでください)


~放課後〜

1人

(最悪…まだ恋愛小説っぽいことなにもやってないぞ…これじゃあただのタイトル詐欺だよ…まずは友達を作らなきゃ。明日あたりめっちゃ声かけまくるか…うおおおおお)