目が合う人々は笑顔だったり、顔をしかめていたりと色々だった。
彼らの目に映る私たちの姿も、委員長とクラスメイトだったり、仲の良い男女だったり、様々だろう。
それでいい。
この関係の名前がなんであれ、私と五十嵐くんがお互いのことを大切にしたいって思ってるならそれでいいんだ。
彼が誇らしく思ってくれるような私になるだけだ。そのために努力する。
女の子として、友達として、委員長として、ひとりの人間として。
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その後、いくつかの競技を経て、体育祭は無事終了した。
閉会式の前に表彰式が行われ、競技部門の表彰が行われた。
表彰されるときにクラスを代表して前に出るのは体育祭実行委員なので、今日は全く仕事がなかった学級委員が代わりに表彰式の手伝いをすることになり、何人かの学級委員と共に私は前に出ていた。
って言っても、表彰状と楯を校長先生に手渡すだけの簡単なお仕事なんだけどね。



