そして時刻は午後七時を回った頃。
なぜか私は・・・・・・
「なんでこんなことに・・・・・・」
先生の家でシャワーを浴びていた。
いや、勘違いしないでほしいんだけどね。
これには理由があるんだよ・・・・・・。
なんとか先生の汗をふき、着替えてもらうと時刻は7時に差しかかる頃だった。
「悪いな、長居させちゃって」
「いえいえ。私の成績のためにも早く元気になってもらわないと困るんです」
「ぷは、そうかよ。けどありがとうな」
頭を優しくなでられた。
ほんとに頭なでるの好きだなーこの人。
「・・・・・・あ」
え?
「晴・・・・・・それ・・・・・・」
先生が私の胸元を指さした。
見ると昼にこぼしたクレープのチョコソースがべっとり。
「わ・・・・・・悪い!!あの時頭ボーッとしてて、忘れてた!」
「ああ、いえいえ」
そういえば汚したんだった。
私もすっかり忘れていた。
「やべえよなそれ。今からでも落ちるか?」
すると先生は私の制服に手をかけプチンとボタンを外し、そのままチャックを下ろした。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・ひゃあああああああ!!??」
バシーーーン!!
「いてぇっ!!?」
あまりにも自然すぎて流してしまいそうになった!!
なっ・・・・・・なにをするんだこいつは!!
思い切りビンタされた頬を押さえ先生は布団に倒れこんだ。
「格闘技でもやってんのかよ・・・・・・力、つよ・・・・・・」
「やってません!!なにすんですか!!」
「ご、ごめん・・・・・・。必死で、思わず・・・・・・。つか晴だって俺の体ふいたろ・・・・・・」
「それは看病のためです!このへんたいーーー!!」
枕をぶん投げた。


