「これから、どうする?」
私がその沈黙を破った。
白檀高の人に、ギャルも、私の方へ向いた。
「どうすることもないじゃないか。」
白檀高の人は、怒ってるのかわからないがそう答えた。
「や、なんか…部屋とか。」
「え〜凜南わ、一番大きな部屋がいいー!」
階段を、ダダダッと上がったギャル。
私も続いて見に行った。
一通り、三つの部屋を見たが間取りも広さも全く同じようだった。
「え、つまんな。じゃあ、凜南こっちでいいわー。」
階段から登って、左を選んだギャル。
私は、正面を選んだ。
白檀高は残り物でいい、といったので右に。
また、リビングへと戻った。


