久しぶりに1人で帰る。
間宮くんが好きなわけではないけど、なんか寂しい…
家に着くと隣の家からちょうどふゆくんが出てきた。
「あれ、今日は1人?」
意地悪そうにニヤッと笑う。
「ふゆくんには、関係ないじゃん」
わたしが怒ったように言うとふゆくんは…
「関係..ない、か…」
なにかを小さい声で呟いたが、私には聞こえなかった
「家、くる?」
「うん」
久しぶりのふゆくんの家
どうしようっ///緊張するよぉ//////
「今日は、なんで1人で帰ってんの?」
「今日は用事があるって。」
「ふーん」
「彼氏?」
ふゆくんは、悪気なんてなさそうな顔して、聞いてくる。
「彼氏って言ったらどうする?」
ヤキモチ焼かないかな?なんて思いながら言ってみる
「別にどうも思わないけど。」
興味なさそうにそう言うふゆくん
ちょっとくらい興味持ってくれてもいいのに
「なに、怒ってんの?」
プイっと顔をそむける
「今日、ごはん食べてくか」
「うん‼︎」
ふゆくんのママが作るごはんはすごく美味しい。
「単純だな」
「単純でいいもんっ」
そんな言い合いをしながら、ご飯をご馳走になって家に帰った。

