「ていっ」
「うおっ、急に肩押してきてどうしたの」
「なんか、身長むかつく」
「どうしようもないから、それ」
呆れたように、神田の手が私の頭に乗る。
頭を自然に撫でられるのも、それに慣れているのもなんか考えると神田をしばきたくなる。
むっすりしながら神田を見上げると、奴は器用に片手で短冊を結んでいた。
…あれ?
「さっき神田の結んでたよね?それは?」
緑色の短冊は、私も神田のさっきの願い事にも使われていなかったもの。
神田は柔らかい視線を私に投げ掛けると、頬をかいて誤魔化すように言った。
「あー、内緒。」
内緒って、なんだ。
そんなもん、私が許すはずがない!
「…みせろやー!!」
「うわっ、だめだっつの!!」
じゃれた私たちの賑やかさが、笹の葉をサラサラと揺らしていた。
願い事
『来年は、彼氏として野崎の隣にいますように』
───────────
久々の神田野崎ー!!
感覚忘れてそう…とか思ったけどこの安定のコンビは私の心配などお構いなしに自由に動いてくれました笑
切なる願いを込めた神田のために、そろそろ進展させてあげたいなぁ。
H.29.7.7

