「えーと、
『みっちゃんとアニメのイベント行きたい』
『推しがランキング一位になりますように』
『推しが好きすぎてつらい』
『だが推しのために生きる』
『帰りにシャンプーの買い置き』
ざっとこんなもんかな。」
「いや…突っ込みどころ多すぎ…もういいや。」
神田の目が遠い気がするけど、気分的にスッキリしたので問題ない。
「あ、神田は何書いたの?」
「え、あー、
『野崎の推しが神田くん(ハート)になりますように』どうだ!」
「一生かかっても無理かな。」
「爽やかな笑顔で言わないで傷つく」
おいおいと泣き真似しながら短冊を高いところに結びつける。
「神田、私のも高いところに結んでよ。」
「ん、いいよ」
緩く笑って私の短冊を手に取ると、絶対私の届かないような高さに結んだ。

