野崎は目を輝かせて言った。

「そこのイルミネーションで私の大好きな乙ゲーの限定コラボ商品が発売されるのいやーほんと地元が乙ゲー舞台とかもう最高じゃないか推しキャラのグッズは絶対に死守しなければ!!」

「イルミネーションどこ行った」


…あー、そういえばこの人、2次元オタだった。
これは計算外だった…


「神田、よろしくね」

「列並びに使われる予感」

はー、デート…には程遠いけど、ま、いいか…


「ま、神田とならどこ行ってもいいけど」

と。
野崎は満足そうな笑みを浮かべていい放った。





こういうところが、野崎のずるいところだ。
なんでこのタイミングでデレるの…


あーもう、イルミネーションでも乙ゲーでも、なんでも付き合いますよ!





予想外


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やっと季節ネタ。
神田サイドで書いてみたら、神田のキャラが掴めない感じになってしまった…

いつか二人がデートしてるのを書けたらなあ。


(H28.11.30)