コーヒーも飲み終わって、階段を降りていると。
前から上がってくる紅愛ちゃんと目が合う。
教室に居ないと知って、探しにでも来たのだろうか。
なんか妙に睨まれてるのは。
………気のせい?
「まーくん、やっと見つけたぁ!もう探したんだよ?」
「あぁ…ごめん。屋上で休んでた」
どうせ私は二人のお邪魔だろうし。
ちょうどいい。
この隙に逃げよう。
「あ、天音さん!待って!!」
呼び止められるのは成宮じゃなく。
何故か紅愛ちゃんの方だった。
私を呼び止める理由は何?
ハッキリ言って紅愛ちゃんとは、なるべく関わりたくないんだけど…



