「要らない。彼女にでもあげれば」 いちごみるくを投げ返して、自動販売機にお金を入れる。 そんな私を見て疑問に思ったのか。 「あれ?いちごみるく好きじゃなかったっけ?」 また空気を読めないことを、この男は軽々と口にする。 別に好きだけど。 彼女と被るのが嫌なだけ。 そんなこと言えるはずも無いけど。