「早くどいてって…言ってるでしょ!」 通せんぼする成宮を無理やり横に押しのけて、強引にロッカーから自分の衣装を奪う。 そして、成宮の方を一切振り返ることなく素早く教室から出た後。 更衣室まで思いっきり私は走った。 彼女いるくせに『天音さん待ってた』なんて、生意気なのよ。 どうせ、私のことからかって面白がってるだけなんでしょ? もうその手には乗らないし、成宮なんか知らないんだから。