次の時間は文化祭について話し合う学活の時間。
実行委員の私は黒板に決めることを次々と書いて、机の方に身体を向けた。
「はい、静かにしてくださーい。誰か裁縫が得意な人はいませんか?」
呼びかけてみても、賑やかなまま一向に静まらない教室。
先生が居ないから、余計にうるさいって感じってとこかしら…。
「誰かいないー?裁縫得意な…」
「それでさ、今日ゲームしない?新しいの買ったんだよー」
男子の声によって私の言葉は、一瞬でかき消された。
「お、行く行く!5時集合な」
ダメだー…それぞれ話に夢中で、全然耳も傾けて聞いてくれない。
それなのに同じ実行委員の成宮は何してるのよ…。



