教室に戻るとホームルームはとっくに終わっていて、
ほとんどの人たちが帰っていた。
すっかり、連絡で衣装のこと言いそびれたー…!
仕方ない…
明日の朝一にでも聞いてみよう。
そして私も帰りの支度をし、鞄に次々と教科書を入れている時だった。
机の奥に身に覚えの無い、白い紙切れのような物が入ってるのに気づく。
ん、なんか書いてる?
不思議に思いつつも、雑に破れた紙切れを開いてみた。
『成宮くんのこと許したわけじゃないから。
仲良くしたら…どうなるか分かってるわよね?』
名前は書いていないけれど、誰が書いたのかすぐに分かる。
さっきのさっきで懲りないわね…全く。
仲良くしたらって、退学ってこと…?
そんなの絶対に嫌よ…!!
何が何でもこの高校で卒業するって、入学した日に決めたんだから。
でも成宮と関わったら……



