「でも成宮が来てくれて助かったわ…ありがとう」 「いや、怪我する前に来れて良かったよ…!」 本当…アンタには助けられてばっかりね。 こんなのまるで… ピンチな時に現れるヒーローみたいじゃない。 「長谷川さん。これはどういうことか説明してもらえるかな?」 「え、えっと…違うの!!これは…っ、」 いつもとは違うトーンの低い成宮の声に、長谷川さんも顔を青ざめながら足をガタガタとさせては震えている。 初めてこの日。 成宮の怒ったとこを見たような気がした。